顕微鏡用のリチウムイオン電池(640円)を入手。ようやく見ることが出来る! 箱に入っているプレパラートを出す。なんか保護材で厳重にガードされている。取り出すと既に何かが貼り付いている。赤い小さいもの。横にシールが貼ってありこう書いてある。「松の茎」。…よく分からないがサービスか?
せっかく付いていたので、プレパラートはそのまま使わないことにした。その代わり、スーパーで買った「刺身盛り合わせ」トレイの上ブタが透明なプラスチックだったので、ハサミで切り、使い捨てのプレパラートに。はやる心を抑え、弟の汽水PET容器にスポイトを突っ込む。最初に目に付いた赤ちゃんを吸い、プラ版へ載せる。余分な水分はそっティッシュで吸い取り、顕微鏡下へセット。
|
赤ちゃんをプレパラート代わりのプラ版へセット。ちなみにこれはいつも使っているルーペで見たところ。実際肉眼でもこれくらいにしか見えない。
|
ライトのスイッチオン。今度はちゃんとライトがついた。白色ライトだ。おもむろにのぞく。何も見えません。場所が悪いの? 少しずつプラ版を動かすと、何かがぼんやり見えた。ここで初めて気づく。そうそう、ピント合わせみたいな部分を調節しないといけないんだっけ。ピントが合うように調節すると…おお、これはスゴい!
1〜2mmしか無い赤ちゃんが、とんでも無く大きくなっている。エビとは少し違うその形。大きな目がある。小さい脚みたいなものも見える。そしてシッポ。「弱い怪獣みたいだ!」と興奮。体は完全に透明ではなく、うっすら色が見える。ヒゲや脚は絶えず振動している。あまり長い間水から出すとかわいそうなので、デジカメで撮影開始。うう、難しい…。
|
ファーストインプレッション。まるで怪獣か宇宙人。倍率は約60倍。デジカメを接眼レンズにくっつけて撮影するのだが、ちょっとでもずれると暗くなったり一部が欠けたり。非常に難しかった。
|
プレパラートを移動させると、顕微鏡内の像は逆に動く。そういえば理科の時間に習ったような…忘れていた。移動に苦労しつつも頭からシッポまでひととおり見た。次はライト環境を変えてみる。顕微鏡のライトではなく別の電球で横から照らしてみた。
|
調節のしかたによって、ピントの合う奥行きが変わる。透明なので、体の中まで見えてしまう。
|
|
ライト環境変更。色々な光を当てられてさぞ怖がっていることだろう。
|
|
倍率を上げる。見た目は大きくなるが、その分だけ像は暗くまた不鮮明になる。
|
なかなかデジカメで良い画像が撮れず苦労する。赤ちゃんは苦しいのかたまにピクピク動く。かわいそうなのでこの辺で終わりにする。プラ版プレパラートごと元の容器の水に浸すと、あっという間に逃げていった。
|