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昨日は赤ちゃんを顕微鏡で見てみた。なら今日は兄を見てみなきゃ、と言うわけで適当な兄を1匹スプーンですくい、プレパラート(代わりのプラ版)へ。赤ちゃんと違いもぞもぞ動くが、ティッシュでまわりの水を吸うとおとなしくなった。しばし辛抱してたもれ。
はっきり言って顕微鏡で見るのには大きすぎ。顔、とか脚、とか一部しか見えない。十分面白かったけど、写真で取ってもよく分からないかも。あまり長い時間はかわいそうなので、手早く顔を観察してみることにする。 あんなに小さかった目が大きく見える。今度は強そうな怪獣だ。ナウシカに出てきそう。しかもよ〜く見ると、複眼(?)みたくなっているようだ。瞳のような部分もよく見えた。口のあたりには細い毛のようなものもはえている。と目が何だか怒っているみたいなので水に帰す。スゴい勢いで逃げていった。 さて卵を抱えていたお母さんを産院に隔離。えーとこの産院を使うのは何度目だ? 今回は簡単に隔離完了。もしかしたら前も簡単に隔離できたお母さんだったかも。2匹で性格が違うのか。そんなことを考えていたら見てしまった。もう1匹のお母さんも卵を持っている! |
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隔離したお母さんは特に変化無し。相変わらず産院の中で暴れている。抱卵発見から隔離までの時間は、今まで一番長い気がする。安産だといいのだが。 兄たちは元気だ。最近、容器の側面に付いていたコケのようなものが減っている。やっぱり食べているのか? 水質の悪化を気にしてエサを少な目にしているのが関係あるのかも知れない。弟は…ちょっと姿が見えない? むー。 |
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産院に隔離したお母さんが卵をバラまいた。エアに乗ってグルグル回っている。ただ全部ではなく80%くらい。少しお腹に残っている。エアを止めて見てみると既に何匹かかえっているので、早速新しいペットボトルをぶった切って汽水容器を作り、そちらへ移動させた。
まだお腹に残っている卵もあったが、すぐにバラまいた事だしお母さんのストレスも心配なので、お母さんは水槽に帰すことにした。前回に続いてスピード退院。卵が残った産院は、以前放って置いて水温が低下しあまりかえらなかった事があったので、そのまま水槽内にかけておいた。 兄たちには水足しする。やっぱりコケのようなものは減っている。それ以外はかき混ぜとエサやり。 |
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昨日放っておいた卵はどうなったかな? 相変わらずエアに乗ってクルクルしている。そう言えば顕微鏡で卵は見てなかった。と言うわけで卵を見ることにする。顕微鏡とデジカメを用意し、産院の水を適当にスポイトで吸う。これだけクルクルしていると適当に吸っても卵が入る。それをプレパラート(代わりのプラ版)へ… あれ? 吸った水をプレパラートへ出すと、赤ちゃんがいる。たまたま入っちまったか〜と汽水PET容器へ移す。次も同じ事をすると今度は赤ちゃんが5匹も。エアを止め、産院をよく見てみると… うぎゃ〜! いっぱいかえっとる! こんな数初めて。どのくらい? 1000匹? 2000匹? 3000匹? ええい、多すぎてさっぱりわかんねえ。とにかく「たくさん」だ。 スポイトで吸う。吸う。吸う吸う吸う吸う吸う吸う吸う吸う吸う吸う吸う吸う吸う吸う!! 一度壊れてセロハンテープで修復した箇所がまた壊れるまで吸う。かなりの数を移した。あんなに小さなスポイトで移しているのに、終わってみれば産院の水が半分近く無くなるほど吸った。でもまだ少し残っている。と言うより移している最中にかえっている? 疲れたので移動はもうやめ。顕微鏡で卵を見ることにする。卵を吸ってプレパラートにセット。で、おもむろにのぞく。ありゃりゃりゃ、こりゃスゴいよ。
卵の中には何かが入っている。エビ道の「ヤマトヌマエビ繁殖法」で見たのと似ている。これがいつも水中を漂っている赤ちゃんになるとは想像しづらいが…。どの卵も見える角度はバラバラだけれど、見えるものもバラバラだ。でもみんな真っ黒なお目めがついとるわ。
きっとこの子たちもそのうちかえるのだろう。無事大きくなれることを祈って水へ戻した。さて兄たちは相変わらず。食欲も旺盛、数も減る気配なし。弟は姿がほとんど見えない…やっぱり寒いの? |
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