1 0 4 日目

エビのお母さんを隔離しようと思ったけれど、いろいろあって疲れたので明日に延期。エサやりと、水を1/4捨てた後、淡水を足した。相変わらずエサのカケラを抱える子たちを見るとなごむ。

 
 
1 0 5 日目

朝、エサと水足し。夜お母さんを隔離の予定が、疲れすぎて爆睡。夜中に日記だけつけて終わり。

 
 
1 0 6 日目

やっと隔離をすることにした。久々に産院の出番。アミでお母さんを捕捉する。1匹目は簡単に産院へ入れられたが、2匹目が逃げる逃げる。なかなか捕まらない。動きの速さたるや、身重のそれではない。その上水草の陰に入ると見つからない。15分ほどかかり、やっと捕まえた。これでようやく2匹そろって産院へ。今回は面倒なのでエアを入れていない。たぶん平気。

二人そろって またまた産院へ入院のお母様方。
「あらアンタ、捕まったの? バッカね〜、運動不足でトロいからよ」
「先に捕まったのはアンタでしょ!」

眠いのでそのまま寝た。

 
 
1 0 7 日目

夜見ると、昨日先に捕まった方のお母さんが卵をバラまいていた。お腹に残った卵も無いようだ。そこでお母さんを水槽に戻すことにする。ちなみにもう一方のお母さんは相変わらず変化無し。

バラまいた! バラまいたお母さんの産院を底から見たところ。たくさん散らばってる。

産院内の水と卵を別容器に移す。お母さんはいやがって産院内で踏ん張るので、お母さんだけが残る。そのままお母さんを水槽にポチョンと入れようと思ったが…。干上がったペットボトル内のお母さんががんとして動かない。産院を傾けても、90度近い壁で踏ん張っている。意地でも動かない。そこでお母さんをスプーンですくい、水槽に戻した。

退院したお母さん 無事水槽に戻ったお母さん。お腹もすっきり。たった1日のスピード退院。

赤ちゃん用の70%の汽水を作りだす。ああ、最近淡水だったので懐かしい感じ。その時ふと見ると水がペットボトルに入っているのがある。そう言えばこれは、前回赤ちゃんたちが全滅したときに、水換えに用意していた汽水だ。水換えの時に使う予定が、途中で終わりにしたから残っていたらしい(記憶は定かではない)。あの時から置きっぱなしだ。構わず使う。

久々に汽水を作る 久々に汽水を作るので、“人工海水の素”を計量。器はむかしJALからもらったお正月セットの盃(プラスチック製)。ここにも廃物利用スピリッツが。24gっと。

残っていた汽水と今日作った汽水で、赤ちゃん用の汽水PET容器を準備した。バラまいたお母さんの産院から、その時点でかえっていた数匹の赤ちゃんを移動。残りの未だかえっていない卵は前回の教訓を踏まえ、水温維持のために水槽内にかけておいた。面倒だったがエアも入れた。卵はグルグル回ってる。

 
 
1 0 8 日目

急に体調が悪くなったので、何もしなかった。卵は回っている…。

 
 
1 0 9 日目

卵がグルグル回っている産院を2日ぶりに見てみる。う、たくさんかえっている。数は分からない。この量は…言葉で表現すれば「おびただしい」か。早速スポイトで吸い、2日前に準備した70%汽水容器へ入れる。ここには当日移した数匹がすでに入っている。

とにかく吸う。吸って吸って吸いまくる。適当にスポイトを入れて吸い込むだけで、かなりの赤ちゃんが入ってくる。そのまま汽水PET容器へ。今回は前回の教訓を踏まえ、かえっていない卵は極力吸い込まないようにした。前回かえらなかった卵が原因で水質が悪化した(と勝手に思っている)から。

バラまいた! 汽水PET容器に移された赤ちゃんたち。見えます? 白いツブツブしているのが彼らです。右端に写っている丸いものはエアストーン(直径約3cm)。

あらかた赤ちゃんを吸い取った後は、かえっていない卵がまだたくさんあるので、再び産院を水槽内にかけておく。もう一方のお母さん、全く変化無し。長期戦の予感。

 

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