ついにずっと気になっていたコトを確かめることにした。それは「汽水PET容器の中に赤ちゃんはいるのか」ということだ。左側の濃い汽水には、結構育った赤ちゃんがいる…ような気がする。それを確かめてみる。
まずはかき混ぜる。強くかき混ぜる。強く。強く。…分からない。こんなに早くグルグル回っていたらもしいたとしても分からない。次はゆっくりとかき混ぜる。底のほうからゆっくりと…。
10分くらいやっていると、一瞬だけエビらしき姿が見えた。水流にのって回っている赤ちゃんが、見ているところのすぐ近くを通った時だけ見える。ボヤッとあらわれてすぐにボヤッと消える感じ。何度やっても「エビらしき」以上は断言できない。
と思った瞬間、ちっちゃいエビがイターーー!! 混ぜた水が止まった時、ちょうど赤ちゃんもこちらが見ている場所で止まったようだ。もうちゃんとエビっぽい形になってるー!! 想像以上に成長していたよ〜。しかもたくさん沈殿しているコケのかたまりを1つ、大事そうに抱えてるーー!
嬉しさで卒倒したあと、すぐにデジカメのスイッチをオン! レンズを向ける! いない! いなくなってる…ションボリ。
いたことが分かると、今度は無性に写真に撮りたくなった。そこで水を減らしてもう一度確認することにしよう。あいている容器に水を3等分する。そのくらいの水量ならきっと見えるはず。
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水を移す容器を準備。1つは豆腐が入っていた容器。豆腐の商品名は「男前豆腐」。
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底の部分には「男」のエンブレムが。
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水を3等分して、穴のあくほど全部の容器を観察したが…いない。どうしてもいない。いれば分かるはず、そんな状況なのにいない。すると今度は急に不安に。どこかにこぼした時に出ちゃった? それとも水を移す時に側面にはりついたまま? ああー余計なことするんじゃ無かった!
後悔しつつ全ての水を元に戻す。戻す時にもちゃんと確認する。やっぱりいない。どこ行ったのだろう。今度は安心のために姿が見たくなった。もう一度、その姿さえ見られれば安心できる。見ないと不安で眠れない…。
そしてさっきと同じように水をかき回す。でも今度は全く見つからない。思えばさっきだって偶然見えたようなもの。また見えるかどうかは分からない…。30分以上繰り返す。自分が安心したいのでかき混ぜる。赤ちゃんがかわいそう…だけど自分のかわいさ優先。
そして一瞬見えた! でもさっきと違って妙に小さい赤ちゃんだったような…。なんだか混乱してきたのであきらめることにした。
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