生まれた! ずっと難産してたお母さんからたくさんの赤ちゃんが生まれた。お腹にあった卵のウチ半分くらいがバラまかれ、その周りをたくさんの赤ちゃんがウヨウヨしていた。スポイトで汽水PET容器へ移す。本当に20%増量になっているかも知れない。恐るべしムーンパワー。その勢いで残りの半分もよろしく。
兄容器のゴミ吸い。いつも脱皮の抜け殻がいくつか落ちている。そうだ、今日は抜け殻を顕微鏡で見てみるか。だって抜け殻ってどうなっているのか気になるし。洋服みたいなものなのか? それとも脱いだ後はビニル袋的か?
脱皮の抜け殻をスポイトですって顕微鏡下へセット。そしてのぞく。ピントを合わせる。あ。本物そっくりだ。体の各部分もはっきりと分かる形をしている。あんなにフワフワ漂っているものがこんなハッキリとした形をしていたなんて驚き。しかも透き通ってよく見える。
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これはシッポの先端。エビフライのシッポと似ている…。微細な要素までよく見える。60倍。
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脚の付け根部分。こんな風に綺麗に残るなんて、いったいどうやって脱いでいるんだ? もっとボロボロだと思っていたのに。
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もういっちょ脚。今は空っぽだから動かない。でもどんなものが詰まっていればこんなものが動くようになるのか。すね毛は無いようだ。
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ジッと見ていると、何か動くものが。ピントを合わせてみると、これは…えーと、プランクトン? その正体を確定させるには顕微鏡の倍率と知識が心許ない。とにかく何か小さな丸っこいものが、エビの抜け殻の中を移動している。抜け殻が漂っていた水中で暮らしていた生き物かも知れない。
やはり次男の数が減っている気がする。寒いのかな〜。違うのかな〜。とりあえず出来ることとして容器の丸洗い。
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