7 5 0 日目

朝、隔離しているヒゲたちの水換え。何だか寒いのでお風呂に長湯してしまう。すると燃えるゴミの収集車が来てしまった! あわててゴミ袋を手に外へ出ると、既に1つ先のポイントで収集作業中。

走って追いかけ、作業員の中でも目立ってイケメンな青年に直接手渡し。横の公園で井戸端会議中だった、子供を見送った後のお母様方の視線が痛い。

新しいヒゲ水槽は、時間をかけて水質を安定させるつもりだ。本当はすぐにでも入れたいけれど、その辺りは人間が我慢しなければならないところ。

水質が安定したと思っても、いきなりヒゲを入れるのはリスクが大きすぎる。そう思い、水質への寛容度がヒゲよりは高そうなグッピーを1人、先遣隊として派遣する計画を立てる。

一番風呂より、その次のほうが体への負担は少ない…というアレだ。関係ないかも知れないけど。これに関して冷静に突き詰めると、「ヒゲの命とグッピーの命は等価ではない」という結論に行き着きそうだが、それはあらゆる場面で起こりうる理想と現実との落差と言うものだ。

夜、グッピーを1人隔離。

3つ並んだ隔離部屋 と言うわけでグッピーを1人加え、3つ並んだ隔離部屋。
薬浴中の水草 これは薬浴中の水草。ヒゲの水槽に入れる為には出来る限りの事を。…しかし絵にならない。

真夜中、デブヒゲのカラダについた白いモノをピンセットで取る。やっぱり今日も嫌がってた。

 
 
7 5 1 日目

ヒゲ水槽に水草を植えてみる。もちろんウチで水草と言えばアレしかない。やたらと生命力が強いいつものヤツだ。

熱帯魚の雑誌などでよく綺麗な水草水槽を見かける。あれはあれで魅力的だが、今の管理者レベルではこの草がお似合いだ。

水槽に植わった水草 この草。
水槽に植わった水草 まあヒゲの隠れ場所になるのが一番の目的なので。
コードに乗ったエビ ゴハンをキャッチできたので、大喜びでヒーターのコード上でかぶりつくエビ君。
 
 
7 5 2 日目

例のグッピー先遣隊だが、ちょっと気が変わった。グッピー1人を先に派遣しよう、なんて考えていたが… 3人にしよう。1人じゃ心細いだろうから。

グッピーを見るエビ グッピーを見るエビ。

夜、更に2人のグッピーを隔離。あとピンセットで、例のデブヒゲの白い物取り。

 
 
7 5 3 日目

今まで隔離していたグッピーを、隔離容器ごとヒゲ水槽へ移動。水温がヒゲ水槽と同じになった頃合いを見計らって、水質合わせに入る。

ヒゲ水槽に浮かぶグッピー容器 ヒゲ水槽に浮かぶグッピーの隔離容器。本水槽と比べて水の綺麗なこと…。
容器に空いた小さな穴 容器側面に小さい穴が開けてある。ここから少しずつ水が混じり合い、やがて水質が同じになるって寸法さ。ペットボトルじゃないと出来ないね。
 
 
7 5 4 日目

グッピー先遣隊3名をヒゲ水槽に展開。今のところ特に問題なし。それに続く予定の本隊、ヒゲたちも水温調整に入る。もちろん今後先遣隊に何かあれば一時退却だ。

ヒゲ水槽を泳ぐグッピー3人 ヒゲ水槽を泳ぐグッピーたち。本水槽に比べると狭い為に水流が早く、それが楽しそうだ。
ヒゲ水槽に浮かぶヒゲ隔離容器 ついにヒゲ水槽内に登場した本来の主。でもまだ隔離。
隔離容器内のデブヒゲ 隔離容器内でジッとしているデブヒゲ。キレイになったでしょ?
アサリ アサリ。もの凄く元気。でも30分後は…。
 
 
7 5 5 日目

寒い一日。

長かった。ようやくヒゲたちの水質もヒゲ水槽とシンクロしたので、彼らを新居へ案内する時が来た。悲しい失敗を繰り返さない為に用意した新水槽、すぐにヒゲたちを移したかったが、グッと我慢したのでこの瞬間までが長く感じた。

ヒゲたちはもっと長く感じただろう。狭いペットボトルにずっと閉じこめてゴメンね。広い専用のおうちへどうぞ!

ペットボトルに隔離されているヒゲ ようやく水質もシンクロしたヒゲ。いよいよ新居に移る瞬間が来た。
水草の横で寄り添うヒゲ2人 解放された直後。まだ恐いのか2人でジッとしている。狭い容器で今までお疲れさま。

いきなり知らない環境に放り出されてビックリしたのか、水草の横でジッと寄り添う2人。でもそのうち少しずつ辺りを探検しだし、やがて底をウロウロするようになった。気に入ってもらえたかな。

ペットボトルに隔離されているヒゲ
とりあえず新居移転記念にデカイ写真を。やっぱりウチのヒゲが一番カワイイ。他の家のヒゲをあまり見たことが無いけど。長生きしてください。
 
 
7 5 6 日目

今日は少し暖かい。近所の公園に行ってみる。スゴい人出と犬出。

ヒゲ水槽の全景 ようやく正式オープンと言った感じのするヒゲ水槽。ヒゲは元気に底石を掘っています。明らかに本水槽にいた時よりリラックスしてる。良かった良かった。
葉っぱにぶら下がるエビ もちろんエビだって元気ですよ。
 

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