3 0 日目

今日は水を換えなかった。理由は面倒だから。荒海側はかなり育ったと思う。数は50くらいか。いや100くらいか? ちびっこい上に動くので本当に数が分からない。まあたくさんと言うことで。泳ぎも上手になってきた。普段はやっぱりフワフワしているが、ときたま静止状態から、ビュッ!と一気に素早く動く。じっと見ているときに動くと、一瞬ワープしたように見える。スポイトで吸おうとしても、水流に逆らうのでなかなか吸えない。大きさは4mmくらい。

本命側も大きさは同じくらいだが、数はせいぜい20くらいかも。後発の2つはそれぞれ100くらいで、大きさも2mm程度。ところで昨日捨てるつもりの水を取っておいたら、そこから10匹近く救出できた。昨日はもういないと思ったのに。

 
 
3 1 日目
ピヨピヨ観察員 ぴよ観察員 特別寄稿

エビぴーのやつらがピンピン泳いでる。絵です ←こんな形のがピンピンしている。安心安心。

 
 
3 2 日目

朝に蛍光灯をつけ忘れ、夜つける。今日は水を換えた。荒海は順調だが、本命と思っていた容器の赤ちゃん数が更に減っていたので、ここで方針転換。今まで入れていたヒーターを取ってしまった。今日からいきなり冬到来だ。かわいそうだがこのまま行ったら、たぶんあの容器は全滅だったろう。理由は分からないけど。

今回のエサはいつもの「魚の赤ちゃん用」ではなく、いつもグッピーにあげているフレーク状のエサを細かく砕いて入れてみた。結構食べている(ように見える)。ついでに容器まわりの床についた塩をふき取る。

何気なく水槽に目をやると、なんとお母さんが卵を抱えている。え! もう? 早すぎない? たぶん先に戻したお母さんだと思うけど。お父さん頑張りすぎ。卵はもう黒っぽくなりはじめている様子。またスポイトで吸うの?

もう卵を持ったお母さん ああ、またでございますかお母様。あのスポイトで吸った日々の記憶がよみがえる…
 
 
3 3 日目

昨日ヒーターを抜いた元・本命の容器を観察。何か1匹も見あたらない。やはり急激な温度変化に耐えられなかったか。それ以外は特に変化無し。

 
 
3 4 日目

今日はまた一段と冷える。水換えをした。荒海の赤ちゃんはずいぶん育った。スポイトで吸おうとすると、踏ん張って抵抗するのでやりづらい。しかも前後左右に自在に動くようになった。手に負えなくなりつつある。エアストーンが付いている所のチューブに何か赤っぽい、ぬるっとしたものが付いていたのでふき取った。何だろう。

元・本命容器を再度チェック。ようやく見つけた赤ちゃんたちを、ただちに荒海へ移す。結局3匹が移籍。その際スポイトが破損。上部のペコペコするところが裂けてしまった。よく頑張ったと思う。何回押したことか。まあ裂けたところをちょうど指で押さえれば何とか使えるか。

 
 
3 5 日目

何もしなかった。

 
 
3 6 日目

今日ものぞいただけ。特に変化は無し。ところで本命の容器の赤ちゃんが一番減った理由だが、水を換える際の水温差だと思う。容器内の汽水は絶えず25度程度だったが、新たに足す汽水はそれよりずっと低かった。しかも量が少しではなく、時として1/3程度を一気に換えていた。このときの水温変化がダメだったのでは無いかと思う。他の容器はもともと低い温度だったので、水を換えるときにもそれほど水温の変化は無かったはずだ。「絶えずその水温を維持できる」という保証が無いときには、初めからしない方が良い、という教訓なのか。ちなみに現在の室温19度。

 
 
3 7 日目

今日は水を取り替えた。その際ペットボトルの底の汚れが気になった。茶色っぽくなっていて、エサの食べ残しとはまた違うものだ。そこでペットボトルごと洗うことにした。容器内の水と赤ちゃんを丸ごと別容器に移す。カラになったところで、水道水でジャブジャブ洗ってみた。底に手を入れてこすってみると、茶色い部分はヌルヌルする。30秒でピカピカになった。これは楽だ。ペットボトルで良かった。

赤ちゃんを移し誰もいなくなっていた元・本命の容器は、この時点で撤収と言うことにした。これで今後は汽水PET容器は3つとなる。

荒海の赤ちゃんたちはそろそろ4mmくらいになっている。やっぱりまだ100匹くらいはいるかな? 少し離れたところから容器を見ても、中で動いているのが見えるようになっている。クルクルとでんぐり返しのような動きもする。一部の子は体が赤みがかってきているようだ。確か「赤くなってくる」とバイブルにも書いてあった。そう言えば最近プリントアウトしたバイブルを見かけない。どこへ行った?

 
 
3 8 日目

今日も冷える。現在の室温は18度。赤ちゃんたちに変化はない。今日は忙しいのでエサやりだけ。昨日撤収したPET容器は、乾いていたが磯のニオイがキツい。なのであっさり捨てる(リサイクルボックスへ)。すぐに捨てられるのもペットボトルのいいところ。

 

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